受験願書の写真|中学・高校・大学それぞれの注意点

出願書類をそろえていて、最後に残るのが写真というご家庭は多いはずです。しかも受験の場合、締切が明確に決まっていて、間に合わなければ次の機会は一年後になります。慌てて用意して規定違反になる、という事態はできれば避けたいところです。
受験願書の写真は縦40mm×横30mmが多く使われますが、学校や試験によって指定が異なります。この記事では、大学・高校・中学それぞれの注意点と、撮影時期の目安、複数校に出願する場合の準備の仕方を整理します。最終的な判断は、必ず各学校・実施団体の募集要項で行ってください。
受験願書の写真サイズは40×30mmが多い
願書の写真欄は、縦40mm×横30mmで作られているものが主流です。「4cm×3cm」と書かれることもありますが、同じ大きさを指します。先に来る数字が縦です。
ただし、これはあくまで多数派というだけで、学校によっては別の寸法を指定します。願書に写真枠が印刷されている場合は、その枠を定規で測るのがもっとも確実です。枠より大きくてはみ出したり、小さすぎて余白が目立ったりすると、書類として整いません。用途別の寸法は証明写真のサイズ一覧にまとめています。
大学受験の場合
大学受験では、写真を提出する場面が複数あります。
- 大学入学共通テストの出願:縦4cm×横3cm、出願前3か月以内の撮影が案内されています。上半身・無帽・正面・背景なしが条件です
- 各大学の一般選抜:多くが40×30mm。大学ごとに募集要項で指定されます
- Web出願:紙の写真を貼るのではなく、データをアップロードする方式が増えています
共通テストの写真は、試験当日の本人確認にも使われます。募集要項の内容は年度ごとに更新されるため、必ずその年度の受験案内で確認してください。
Web出願の場合、指定されるのはファイル形式・容量・画素数です。マイ証明写真はコンビニのマルチコピー機でプリントするサービスのため、データ提出のみが求められる出願では、大学が案内する方法をご利用ください。紙の願書に貼るタイプの出願であれば、必要なサイズでプリントして使えます。
高校受験の場合
高校受験の願書は、公立と私立で扱いが分かれます。
公立高校の入学願書は、都道府県の教育委員会が様式を定めています。写真のサイズや撮影時期の条件は都道府県ごとに異なるため、中学校から配布される書類や、教育委員会の案内で確認してください。中学校の先生が取りまとめる場合、学校からサイズの指示が出ることが一般的です。
私立高校は、学校ごとに募集要項で指定します。複数校を受験する場合、学校によってサイズが違うことがある点に注意してください。
服装については、制服のある中学校であれば制服で撮るのが一般的です。制服がない場合は、襟のある白いシャツやブラウスなど、落ち着いた服装を選びます。
中学受験の場合
中学受験は、学校ごとの指定がもっとも細かい分野です。サイズだけでなく、次のような条件が付くことがあります。
- 撮影時期(3か月以内など)
- カラーか白黒か
- 服装の指定(私服・制服の別)
- 裏面への氏名・受験番号の記入
- 正面のみか、上半身か
小学生の場合、撮影自体が難しいこともあります。緊張して表情が硬くなる、目線が定まらない、というのはよくあることです。無理に完璧を目指さず、何枚か撮って自然なものを選ぶほうが結果的にうまくいきます。年少のお子さんについては子供の証明写真の撮り方も参考にしてください。
撮影時期と当日の本人確認
多くの学校が出願前3か月以内の撮影を条件としています。願書の写真は提出書類の一部であると同時に、試験当日の本人確認に使われるためです。
受験の直前は、髪を切ったり伸ばしたりで見た目が変わりやすい時期でもあります。写真と当日の本人が明らかに違って見えると、確認に時間がかかることがあります。撮影は出願の直前、できれば髪型が落ち着いている時期に行うのが安全です。
撮影時の基本条件は次のとおりです。
- 正面・無帽・上半身
- 背景は無地。壁から一歩離れて影を防ぐ
- 前髪が目にかからないように整える
- メガネは着用可。ただしレンズの反射で目が隠れないこと
複数校に出願するときの準備
受験は複数校に出願するのが普通です。願書を書くたびに写真が足りなくなる、というのは受験期によくある事態です。
- 出願予定校の募集要項をすべて確認し、必要なサイズと枚数を書き出す
- 1回の撮影データから、必要なサイズごとに作成する
- コンビニのマルチコピー機でまとめてプリントする
- 写真の裏に氏名を書き、学校ごとに分けて保管する
マイ証明写真は4枚200円で、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、セイコーマートのマルチコピー機に対応しています。予約は不要で24時間作成できるため、出願締切の前夜に写真が足りないと気付いたときでも対応できます。追加が必要になったら、同じデータからもう一度プリントできます。
- 願書の写真は制服で撮るべきですか
- 制服のある学校に在籍していれば、制服で撮るのが一般的です。募集要項に服装の指定がある場合はそれに従ってください。私服指定の学校もあります。
- いつ撮った写真まで使えますか
- 出願前3か月以内という指定が多く見られます。当日の本人確認に使われるため、見た目が現在と一致していることが大切です。
- 複数校で同じ写真を使えますか
- サイズと撮影時期の条件が一致していれば使えます。学校ごとにサイズが異なる場合は、同じ撮影データからそれぞれのサイズで作るのが現実的です。
- Web出願で写真データを求められた場合は
- 学校が指定するファイル形式・容量・画素数に従ってください。紙の写真の提出が不要な出願もあります。
- 笑顔で撮ってもよいですか
- 証明写真としては、口を閉じた自然な表情が基本です。硬くなりすぎないよう、口角をわずかに上げる程度にとどめると落ち着いて見えます。
まとめ
- 受験願書の写真は縦40mm×横30mmが主流ですが、学校ごとに指定が異なります。願書の写真枠の実寸を測るのが確実です
- 撮影は出願前3か月以内が目安。試験当日の本人確認に使われるため、見た目が現在と一致していることが大切です
- 複数校に出願するなら、1回の撮影データから必要なサイズ・枚数をまとめて用意しておくと締切前に慌てずに済みます
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