証明写真

履歴書の証明写真サイズは40×30mm|JIS様式との違いも解説

履歴書の写真欄と証明写真のサイズを示したイラスト

履歴書を書き終えて、最後に残るのが写真です。手元にある写真を貼っていいのか、サイズは合っているのか、いつ撮ったものまでなら許されるのか。判断に迷ったまま提出してしまう人は少なくありません。

履歴書用の証明写真は、縦40mm×横30mmが基本です。この記事では、その根拠になっている様式の話から、撮影時の条件、貼り方の作法、手元の写真から用意する手順までを順に整理します。

履歴書の証明写真は縦40mm×横30mm

市販の履歴書、大学のキャリアセンターで配られる履歴書、Webで配布されている様式。いずれも写真欄はおおむね縦40mm×横30mmで作られています。転職用の履歴書や職務経歴書でも同じサイズです。

「4cm×3cm」と書かれていることもありますが、これは同じ大きさを指します。先に来る数字が縦、後が横です。証明写真機で「履歴書用」と表示されるサイズも、通常はこの40×30mmを指します。

ただし、写真欄そのものの大きさは様式によって微妙に異なります。手元の履歴書に印刷された枠を定規で測り、その実寸に合わせるのがもっとも確実です。枠より写真が大きくはみ出すと見た目が乱れ、逆に小さすぎると余白が目立ちます。

JIS様式と厚生労働省様式の違い

履歴書の様式には、長く標準とされてきたJIS規格に基づく様式と、2021年に厚生労働省が示した様式例があります。写真に関する部分でいえば、どちらも写真欄は縦36〜40mm×横24〜30mmの範囲で設けられており、40×30mmの写真を用意しておけば両方に対応できます

両者の違いは、主に写真以外の項目に表れます。

項目JIS様式厚生労働省の様式例
写真欄あり(縦36〜40mm×横24〜30mm)あり(同じ範囲)
性別欄男・女の選択式任意記載の欄
通勤時間・扶養家族・配偶者の欄ありなし

厚生労働省の様式例は、応募者の適性・能力に関係のない情報を求めない、という公正な採用選考の考え方に沿って整理されたものです。どちらを使うべきかは応募先の指定に従い、指定がなければ手元の様式で問題ありません。写真のサイズはどちらでも変わらないので、そこで悩む必要はありません。用途ごとの一覧は証明写真のサイズ一覧にまとめています。

撮影時期・服装・背景の基本

サイズが合っていても、写真の中身が条件を満たしていなければ意味がありません。履歴書用として一般的に求められるのは次の点です。

  • 撮影時期:3か月以内が目安。半年以上前の写真は避けるのが無難です
  • 背景:白、薄いグレー、淡い青などの無地。柄物や濃い色は避けます
  • 服装:スーツにシャツ、または襟のあるトップス。えりを整え、ネクタイの曲がりも確認します
  • 表情:口は閉じ、目線はまっすぐ。歯を見せる笑顔よりも、口角をわずかに上げる程度が自然です
  • 髪型:目や眉が隠れないように整えます

加えて、正面から撮ること、帽子やサングラスを着けないこと、影が背景に落ちないことが基本です。自宅で撮る場合は、窓からの自然光を正面に受ける位置に立ち、背後の壁から一歩離れると、影が出にくくなります。

写真でよくある不備

採用担当者が見るのは顔立ちの良し悪しではなく、書類として整っているかどうかです。次のような写真は、内容以前の部分で印象を損ないます。

  1. 斜めに切られている、切り口がぎざぎざになっている
  2. スナップ写真を切り抜いたもの。背景に他の人や家具が写り込んでいる
  3. 顔が極端に小さい、または上下に大きく偏っている
  4. 暗い場所で撮ったため顔に影が落ち、表情が読み取りにくい
  5. プリンタ用紙に印刷したもの。にじみやすく、時間が経つと色が変わります

加工についても、明るさや肌の調子を整える程度なら一般的ですが、輪郭や目の形を変えるほどの修整は避けてください。面接で会ったときに別人に見えると、それ自体が不信感につながります。

貼り方と裏面の記入

写真は、のりまたは両面テープで貼ります。液体のりは紙が波打つことがあるため、スティックのりのほうが扱いやすいです。ホチキスやセロハンテープは、書類を傷めるため使いません。

貼る前に、写真の裏に氏名(と応募先によっては大学名や日付)を書いておくと安心です。万が一はがれても、誰の写真かがわかります。書くときは、油性の細いペンで軽く。強く押すと表面に凹凸が出ます。

また、複数社に応募するなら、写真は多めに用意しておくと手間が減ります。応募のたびに撮り直すのは時間も費用もかかりますし、同じ写真で統一されていたほうが、自分の管理も楽になります。

スマホの写真から履歴書用を作る手順

写真店や証明写真機に行かなくても、手元の写真から履歴書用のサイズを用意できます。

  1. 白い壁の前に立ち、胸から上が入るように正面から撮ってもらう
  2. 撮った写真をアップロードし、履歴書用のサイズ(40×30mm)を選ぶ
  3. 明るさや背景の色を整え、顔の位置と余白を確認する
  4. プリント番号を発行する
  5. コンビニのマルチコピー機で印刷し、切り取り線に沿って切る

マイ証明写真では4枚200円で、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、セイコーマートに対応しています。予約不要で24時間作成でき、仕上がりに納得できなければ撮り直せます。応募先が増えたときも、同じ手順で追加分を印刷できます。アルバイト応募ならバイトの履歴書写真、転職活動なら転職の証明写真もあわせて参考にしてください。

履歴書の写真は、いつ撮ったものまで使えますか
3か月以内が一般的な目安です。明確な期限が書かれていないことも多いのですが、髪型や髪色が変わっていたり、季節が大きくずれていたりすると違和感が出ます。見た目が今と一致しているかを基準に判断してください。
Web応募で写真データを求められた場合はどうすればよいですか
応募先が指定するファイル形式と画素数に従ってください。マイ証明写真はコンビニのマルチコピー機でプリントするサービスのため、Web応募でデータ提出のみが求められる場合は、応募先の案内する方法をご利用ください。
私服で撮っても問題ありませんか
応募先の雰囲気によります。スーツが基本ですが、服装自由と明記されている職種では、襟のあるきちんとしたトップスでも受け入れられる場合があります。迷ったらスーツを選ぶほうが安全側です。
メガネはかけたままで大丈夫ですか
普段かけているなら、かけたまま撮って構いません。ただしレンズに照明が映り込むと目が見えなくなるため、顔をわずかに動かして反射の入らない角度を探してください。色付きレンズは避けます。

まとめ

  • 履歴書の証明写真は縦40mm×横30mmが基本。JIS様式でも厚生労働省の様式例でも、このサイズで対応できます
  • 撮影は3か月以内を目安に、無地の背景・正面・無帽で。加工は明るさを整える程度にとどめます
  • 裏面に氏名を書いてからのりで貼り、複数応募に備えて予備を持っておくと安心です

スマホやパソコンの写真から、コンビニで証明写真が作れます。背景の色の変更や美肌補正までブラウザ上で完結し、料金は4枚200円です。

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